糸繰り (おさ) 型紙と達磨羽毛 ごこう
こまと鉢 伸子張と綜絖 整経機(せいけいき)
座繰り 高機(たかばた) 手機(てばた)

(ひ)
版木/ブロック 紋紙と穴開け

(わく)
糸繰り      
染め上がった縦糸を糸枠に巻き取る作業。上にかかっているのは竹製のゴコウ」と呼ばれるもの。
現在ではもちろん機械化されていますが、これは昔から使われていた伝統的手法のものです。  
      おさ
経糸を一定の間隔にそろえ、又緯糸を通した後しっかりと織目を詰める為に使われます。よく「打ち込み」と云われるのはこの事なのです。手織りには竹筬、力織機には金筬が使われます。西洋ではかって葦(あし)を使ったので今なおリードreedと呼ばれている。
紙と達磨刷毛
  かみとだるまはけ
ネクタイ生地にプリント加工する際に用いる道具。型紙はうるし塗が施してあり、1色に1枚なので多色で表現されるものは何枚も使われる。達磨刷毛は染料を塗る為のもの。 材料は鹿の毛で作られています。
ごこう
      ごこう
染め上がった綛糸(かせいと)は、糸を繰り易くするために糸枠に巻き取られます。これが糸繰りそして更には経糸を揃える作業を「整経」緯糸を巻くことを「緯巻き(ぬきまき)」と呼んでいます。簡単そうですが、実はかなりの熟練を必要とする作業なのです
こまと鉢
     こまと鉢
木版プリントに使われる染料を調合する道具類。染料を乳鉢の中で混ぜ、さらにもち米を原料とした特殊なのりを加える。さてそのねばりのある染料を型紙の上からしごいてゆくのが、こま。これは檜や桜で作られる一種のへらなのです。
伸子張と綜絖     伸子張と綜絖
伸子張(しんしばり)は織り上げた生地をピンと伸ばしておく為の竹べら。生地の両端に弓の用に刺し留めるのです。一方、綜絖(そうこう)は経糸を一本ごとに交互に上下させて、緯糸を通すための口を開かせる道具です。

整経機     せいけいき
手機(てばた)で織るための経糸を巻き取っているところ。左に並んでいる糸枠の糸を、右の大きなドラムに巻き取るのです。
絹には少なくとも三千本、多いものでは八千本近くもの経糸がつかわれます。もちろん多いほど緻密な生地に仕上がるわけです。ここでは経糸を織機にかける前の準備段階の作業がおこなわれます
座繰り      
今ではあまり見られなくなってしまった古典的な糸繰りの道具=座繰り(ざくり)=座ったまま糸を繰るところからその名があるのでしょうか。
右手で把手をまわしながら、管巻きや糸枠に巻き取るわけです。手織(てばた)とともに古くからの織りをもっともよく象徴する道具と言っていいでしょう。

高機
     たかばた
もっともシンプルなジャガード織機。つまり紋織機です。紋紙(穴の開いた紙=紋型紙)によって経糸が通ったり通らなかったり刷ることで美しい柄が織り上がってゆくわけです。
手機       てばた
現在ではあまり使われませんが、文字通り手で織る織機。右に見える椅子の上に座り、両手両足を使いながら織ってゆくのです。

       
経糸の間を巧みに右から左、左から右へと緯糸を通すことによって生地が織られるわけですが、重要なその役割を果たすのがこの杼。黄楊(つげ)、樫、柿などで作られます。尚、シャトル(shuttle)と呼ばれます。
版木
    はんぎ(ブロック)
ブロック
は版木の事。木の表面に模様を彫り、これを生地の上から押し当てる事によって美しいパターンが浮き上がるわけです。これをブロック・プリントと呼びます。数有る染色技法の中でも、最もハンド・クラフトに近いものと云えます。

紋紙と穴開け
    
紋紙はジャガード織機の頭脳と云えます。そこに開けられた穴の位置によって自在に柄が織られてゆくのですから。 その穴の意匠紙に従ってパンチばさみでひとつずつ打ち開けてゆくわけです。
     わく
この形に、あの懐かしい凧あげを思い出させます。が、ご覧の通り絹糸を巻き付けておく為の道具。
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