化学繊維(かがくせんい)=chemical fiber

天然繊維<絹・毛・綿・麻>に対し、人工的に造られる繊維の事で、人間の手がどの程度加えられたかにより、再生繊維・半合成繊維・合成繊維・無機質繊維と、大きく四分類されている。我が国では、ネクタイの素材としては、その素材の特性が短所(風合いや締め具合等)と評価されて人気が無く需要は限られている。

ポリエステル=polyester

多価アルコールと多塩基酸とが重縮合して得られる高分子化合物の総称。アルキド樹脂、ポリエステル系合成繊維などを指す名称その特性は、バランスのよい汎用性の高い繊維で、強く弾力性に富み、シワになりにくく、型くずれももしにくい。他の繊維との混紡交織性に優れる。吸湿性が少なく洗ってすぐ乾く点等々と、多くの長所を備えている。この事から衣料用のみならず、産業用途ととして広く用いられている。

アセテート=acetate

酢酸繊維素をアセトンに溶かし、紡糸口金から引き出した半合成繊維。絹のような感触と光沢があり、弾性にも優れる。他の長所として、軽い・シワになりにくい・型くずれしにくい等から、ネクタイでは、ニット・タイの素材として活用されている。

レーヨン=rayon

セルロースの再生繊維の総称。ビスコース・レーヨン、銅アンモニア・レーヨンなど。『家庭用品品質基準法』にて、人絹(人造絹糸)=長繊維(フィラメント)と、スフ(ステーブル・ファイバー)=短繊維を、別個に呼んでいたが、単一名称に決められたいかにして絹に似た繊維を造るかの、先人の夢の研究から化学繊維は開始された。その原点がレーヨン。その性質が、主原料に天然繊維素を使う為に天然繊維に近いものを有する。大きな特徴として、強い光沢が有り、吸湿・汲水性がある。混紡・交織性に優れている。」が、挙げられる。反面、ネクタイ用素材として、強さに欠ける。シワになりやすい。織物ネクタイではコシがない。などの短所が有る。近年、光沢やドレープ性などのレーヨンの特性が注目を集めている。

アセトン=aceton

樹脂族飽和ケトンの一種。化学式(CH3)2CO無色で、エーテル臭のある揮発性液体。引火しやすく爆発性が高い。樹脂、脂肪、染料などの溶剤として多量に使用。

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