カーキ(色)=khaki                 
茶色がかった黄色・暗い黄色・緑っぽい黄色を指す。目立たないので軍服に用いられる色。  
語源は『土ぼこり(大地の)の意のヒンズー語から』     
カシミア=cashmere
カシミール地方のカシミヤ山羊の毛を原糸として綾に織った布地。又は、その毛糸。
カジュアル=casual
気軽に着られる・くつろいだ(服装)。 〜な.フフォーマル
カジュアルウエア=casual wear
ふだん着.いつでも気軽に着られる略式の服装.フフォーマルウエア.
カジュアルシューズ=casual shoes
日常の暮らしに用いる靴
ドレスダウン=dress down
カジュアルでさりげなく着こなすこと.高級な絹地でTシャツを作ったりするような事。
英語表記=wear casual dress
ハイパーカジュアル=hyper casual
^ハイパー・ストリート・カジュアルとも呼ばれる。渋谷/原宿を中心としたチョットきわどくキッチュなストリート・ファッション。
_サイケデリックなプリントやビニール素材を使う,個性の強い街着の装い.

サイケデリック=psychedelic
LSDやメスカリンなどの幻覚剤によるこうこつ状態・陶酔状態.またその時起こるどぎつい色彩や模様などを音楽や美術,デザインなどに再現したもの.サイケとも云う。

 ヌ参照=ブレザー
ハウスカジュアル=house casual
家の中で自分の時間を楽しむのに着用する服.
フライデーウエア=Friday wear
ビジネスマンが金曜日に着る、カジュアル感のある服装。「週末リラックスした雰囲気の中で仕事しよう。」という提案で、1994年ごろから導入する企業が登場し、地方自治体の県庁でも採用されている。
◎自由なスタイルでカジュアル・ウエアをコーディネートする方法。
◎普通のスーツを、ドレスダウンして着こなす方法。の
【同義語】フライデー・カジュアル=Friday Casual
ビジネスマン=businessman
会社員.この意味では英語はcompany employee, office worker.本来は経営者や実業家をいう.
ヌ参照=ビジネス

フレンチカジュアル=French casual

簡潔で柔らかな感じの輪郭線,ニットやカットソーを多用するパリジェンヌのような小粋な感覚のファッション。
カット・ソー=cut sew
ジャージーや編地に型紙を当て,裁断し縫製したニットの服.またはその技術.      
英語ではcut and sewn.
ニット=knit
編み物.編んだように織った布地.またその洋服.
ジャージー=jersey
(1)編み目の比較的細かいメリヤス地.セーター,シャツなどに用いる.(2)ラグビーなどで用いる伸縮性のある運動着.
パリジャン=Parisian
(1)パリ生まれの男性.フパリジェンヌ.(2)細長い形のフランスの堅焼きパン.
パリジェンヌ=parisienne   パリ生まれの女性. フパリジャン.

カジュアル インテリア=casual interior
形式ばらない軽快な室内用品や家具
ヨーロピアンカジュアル=European casual
ヨーロッパ調の都会的で上品な感じを取り入れた日常着.
カラー・コーディネイト=color coordination
色の組合せのこと。着こなしの場合、それぞれの色の効果を考えてパーツを組合せて着る事。
ヌ参照=コーディネィト
カラー・セパレーテッド・シャーツ=collar separated shirt
衿が取りはずせるドレスシャツ。特にクレリック・シャツのみを指す場合が有る。
カラード・シャーツ=colored shirt
カラーワイシャツのこと。白以外の有彩色ドレスシャツの総称。
ガン・クラブ・チェック=gun-club check
格子の中に他色の格子を配する二重格子の事。ジャケットに多用される。茶系のものが代表的。
カントリー・フォーク=country folk
田園調のフォークロア(民俗)・フアッション。どこかのんびりとして、ロマンティックな雰囲気のあるもので、イギリスのカントリーにモチーフを求めたブリティッシュ調、アルプス地方のチロリアン調、又、中国調。など、様々なイメージのものがある。自然感覚を生かした素材のジャケットやニット等で構成され、田舎風の夢のあるルックスが特徴。
カントリー・ルック=country look
英国紳士(貴族)が田舎で遊ぶ時の気軽な装いの事。ハリス・ツゥイードやコーヂュロイ等の肉厚素材が多用される。
からみ織り
通常二本の縦糸が緯糸ともじり合った様にからんで組織するもの。つまり、緯糸を縦糸で縛った格好になり、粗くても目ズレが起きない。この為、透かし目ができて、涼感があって夏向きのネクタイとして人気が有る。   ヌ参照;特殊な織り方
開口運動・開口装置=かいこううんどう・かいこうそうち
ヌ参照;織り生地が出来るまで
化学繊維(かがくせんい)=chemical fiber
天然繊維<絹・毛・綿・麻>に対し、人工的に造られる繊維の事で、人間の手がどの程度加えられたかにより、再生繊維・半合成繊維・合成繊維・無機質繊維と、大きく四分類されている。
我が国では、ネクタイの素材としては、その素材の特性が短所(風合いや締め具合等)と評価されて人気が無く需要は限られている。
ポリエステル=polyester 多価アルコールと多塩基酸とが重縮合して得られる高分子化合物の総称。アルキド樹脂、ポリエステル系合成繊維などを指す名称その特性は、バランスのよい汎用性の高い繊維で、強く弾力性に富み、シワになりにくく、型くずれももしにくい。他の繊維との混紡交織性に優れる。吸湿性が少なく洗ってすぐ乾く点等々と、多くの長所を備えている。この事から衣料用のみならず、産業用途ととして広く用いられている。
アセテート=acetate 酢酸繊維素をアセトンに溶かし、紡糸口金から引き出した半合成繊維。絹のような感触と光沢があり、弾性にも優れる。他の長所として、軽い・シワになりにくい・型くずれしにくい等から、ネクタイでは、ニット・タイの素材として活用されている。
レーヨン=rayon セルロースの再生繊維の総称。ビスコース・レーヨン、銅アンモニア・レーヨンなど。『家庭用品品質基準法』にて、人絹(人造絹糸)=長繊維(フィラメント)と、スフ(ステーブル・ファイバー)=短繊維を、別個に呼んでいたが、単一名称に決められたいかにして絹に似た繊維を造るかの、先人の夢の研究から化学繊維は開始された。その原点がレーヨン。その性質が、主原料に天然繊維素を使う為に天然繊維に近いものを有する。大きな特徴として、強い光沢が有り、吸湿・汲水性がある。混紡・交織性に優れている。」が、挙げられる。反面、ネクタイ用素材として、強さに欠ける。シワになりやすい。織物ネクタイではコシがない。などの短所が有る。近年、光沢やドレープ性などのレーヨンの特性が注目を集めている。
 
アセトン=aceton 樹脂族飽和ケトンの一種。化学式(CH3)2CO無色で、エーテル臭のある揮発性液体。引火しやすく爆発性が高い。樹脂、脂肪、染料などの溶剤として多量に使用。
角タイ=square-end tie
剣先の先端が幅タイの様に二等辺三角形にならず、水平にカットされた結び下げスタイルのネクタイ。通常、ニット・タイに多く用いられてきた。ヌ参照=ネクタイの種類
額縁=frame<ネクタイ用語>
この部分を広く使う事で、大小の剣先を型くずれを防ぐ効果が有ります。               
ヌ参照=ネクタイの部分名称
型枠=pattern frame<ネクタイ用語>
プリント・ネクタイの生地を造る際、用いられる。木製あるいは金属性の枠に、主にポリエステル・フィラメントで織った紗(しゃ/スクリーン)を張り、不溶性被膜に感光させて、図柄の一色ごとに版を作ったもの。
ヌ参照=プリント生地のできるまで
(かつ)<ネクタイ用語>
生糸のかさの形状を維持しながら、取り扱いやすい様に結束する。ヌ参照=糸作り
家庭用品品質表示法(かていようひん ひんしつ ひょうじほう)
1962年(昭和37年)に制定された通産省所轄『家庭用品品質表示法』に基づく、「繊維の組成の表示」及び「表示者名の表示」にて、ネクタイにも品質表示が義務づけられている。また、1962年公正取引委員会にて制定された「不等景品類及び不等表示防止法」に基づいて禁止規定として、一般消費者に誤認させる様な表示の項目が明確になった。1973年条文告示、1974年施行された「原産国に関する不等な表示」=どこの国で作られたかを表示する事。ネクタイには、次の三項目を表示が、義務付けられている。
繊維組成の表示
「繊維の組成」の表示は、表示の対象一覧表に示すように家庭用品品質表示法に基づく表示の対象となる全ての製品について行う。
  品目別に表示する「組成繊維」は、次のとおりである。
@ 糸は、その糸の繊維。
A 織物、メリヤス生地及びレース生地は、その織物や生地を組織し、組成し構成している糸の繊維。(織物の耳糸の部分を除く)                         
B 上衣、スカート、ドレス及びホームドレス、オーバーコート、トップコート、スプリングコート、レインコート、その他のコート並びに羽織及びきものは、その製品の表生地と裏生地(スカート以外のものは、胴、背及びそでの裏生地で、その面積に対する割合が5パーセントを超えるものに限る。)を組織し、編成し構成している糸の繊維。
C 上記B以外の衣料品等は、その製品の生地を組織し、編成し構成している糸の繊維(表生地以外に生地を使用しているものは表生地だけ、たびは表地、表底地及び甲裏地、床敷物はパイルだけ。
D ふとんは、ふとんわたの繊維とふとんがわの生地を組織し、編成し構成している糸の繊維。
 1.表示の原則
繊維の名称にそれぞれの繊維の混用率をパーセントを示す数値で併記して表示する。
(1)繊維の名称
   繊維の名称を示す文字は、統一文字を使用すること。
(2)混用率
   イ.製品に使用されている組成繊維ごとの、その製品の組成繊維全体に対する重量割合をパーセ ントを示す数値で表示する。

表示例

絹  100%

絹  50%

毛  50%

ナイロン  60%

毛     25%

レーヨン  15%

  ◯ ◯ K.K.

▽ △ 衣料 M

☆ ★ 織物 M

                                               

   ロ.組成の異なる2種類以上の糸又は生地を使用している製品は、異なる糸又は生地を使用している部分に分け、分けた部分ごとにそれぞれ100として混用率を表示することが出来る。         

この場合の別け方は、どのように分けてもよいが、分けた部分を示す文字はその部分をわかりやすく示すものでなければならない。

表示例

たて糸 絹   100% 
よこ糸 レーヨン100%
たて糸 絹  100% 
よこ糸 レーヨン60%
 ナイロン40%
本体
 毛    100% 
ししゅう糸
 アクリル 100%
地 糸
  ポリエステル 100%
柄 糸
  レーヨン   100%

△△△△

◯◯◯◯

□□□□

▽▽▽▽

  

  2.特殊な表示方法
   ◇直接、ネクタイに関連しないので割愛します。知りたい!』とのリクエストにお答えします。
 E-mailにて、お待ち申し上げております。
  3.統一文字
繊維名を表示するときには、次の統一文字を使用しなければならない。

統一文字

綿

レーヨン

レーヨン

キュプラ

アセテート

アセテート

      
            レーヨン ポリノジック       アセテート トリアセテート

商品名の例

                    
ハイボラン、タフセル、
ジュンロン
ベンベルグ
カロラン、
テイジン
 アセテート
ソアロン
   ◇ネクタイに関連する部分のみを掲載しました。全文を、ご購読希望の方は、ご連絡ください。

表示者の表示
表示事項には、表示した者の氏名又は名称を付記すること。ただし、次の場合には付記しなくてよい。イ.表示者の氏名又は名称に代えて、繊維製品品質表示者番号承認規定により通商産業大臣の承認を受けた番号を表示した場合、承認番号は業種別区分の記号、及び都道府県別の記号並びに業種別承認番号の3つを組合せて構成されている。      

業種別区分

記号

記号

製造業   糸

Y

織物

F

メリヤス生地及びメリヤス製品

K

 タオル

T

    ふとんわた及びふとん

P

    その他衣料品

C

販売業

D

                                                                         
都道府県 記号 記号 都道府県 記号 記号 都道府県 記号 記号
北海道 HK 石川県 IK 島根県 SN
青森県 AM 福井県 福井 HI 岡山県 OY
岩手県 IT 山梨県 山梨 YN 広島県 HR
宮城県 宮城 MG 長野県 長野 NN 山口県 山口 YK
秋田県 AK 岐阜県 GH 徳島県 TS
山形県 山形 YG 静岡県 SO 香川県 KG
福島県 福島 HS 愛知県 AT 愛媛県 愛媛 EH
茨城県 IG 三重県 ME 高知県 KC
群馬県 GM 滋賀県 SG 福岡県 福岡 HO
埼玉県 ST 京都府 KT 佐賀県 SA
千葉県 TB 大阪府 大阪 OS 長崎県 長崎 NS
東京都 TK 兵庫県 HG 熊本県 KM
神奈川県 KN 奈良県 NR 宮崎県 MZ
新潟県 NG 和歌山県 WK 鹿児島県 鹿 KS
富山県 TY 鳥取県 TT 沖縄県 ON

衣料品の原産国表示
 不当な広告や表示(虚偽、欺瞞、誇大等)を禁止した『不当景品類及び不当表示防止法(昭和37年法律第134号)』に従い、公正取引委員会は商品の原産国に関する不当な表示を指定し、一般消費者に対し紛らわしい表示をすることを規制している。
◇ネクタイに関連する部分のみを掲載しました。全文を、ご購読希望の方は、ご連絡ください。
商品の原産国に関する不当な表示
 1973(昭和48年)10月16日 取引委員会告示第34号
 ◇この項、詳細省略します。
「商品の原産国に関する不当な表示」の適用基準
 1973年(昭和48年)10月16日 事務局長通達第12号
 ◇この項、詳細省略します。
商品の原産国に関する不当な表示の原産国の定義に関する運用細則 抜粋
 1973年(昭和48年)12月 5日 事務局長通達第14号
 ◇この項、詳細省略します。
「商品の原産国に関する不当な表示」の衣料品の表示に関する運用細則
 1973年(昭和48年)12月 5日 事務局長通達第15号
 ◇この項、詳細省略します。
☆原産国に関する表示とは、その商品がどこの国で製造されたかを明確にするものです。   ネクタイでは、どの国で縫製されたかを表示する。これは、輸入生地を日本国内で縫製すると、『国産品』『日本製』と明確に表示する義務がある。また、直輸入品は、具体的に製造された国名を表示することが明文化されている。
直輸入品」のみでは、不当な表示で法律を遵守していないのです。
★チラシ等々で、よくイタリア・フランスの国旗が掲載され、原産国が他の国で表記されている。
 この場合、さもその国からの輸入された品物と誤解される事を意図していると思えるのです。
 又、英文表示の名前のロゴも、よく見かけます。これも上記と同様、いつも疑問に感じています。

表示例

日本製

MADE IN JAPAN

原産国の表示

 絹  100%

            

繊維の組成の表示

例;D-TK-9322

D-業種別区分の記号

TK-都道府県別の記号

通産省承認の繊維製品
品質表示番号=例;9322=弊社承認番号
基本的には、記号が2種類承認番号の組合せで構成
4桁以下のアラビア数字

□□□□業種別承認番号

いずれの表示も、一般消費者に分かるように表示することになっているが、どの部分にという規定はなく、ネクタイでは、大剣裏か小剣裏が大半である。
 
=pattern ⇒合成語ー柄物=patterned cloth
ネクタイは、男の装いの中で最も個性を演出できるアイテムのひとつ。その為、ネクタイの柄は多ければ多い程、可とされる。が、組合せで迷うことも事実です。ヌ参照=男のカラー・コーディネイト事典 
◇ネクタイの基本柄を中心に大きく四分類されています。ヌ参照=資料の頁
@無地(ソリッド) Aパネル柄 Bストライプ Cオールオーバー
参考=個性とは、個々の人または個々の事物に備わっていて他から区別されている固有の性質。個人性。
☆パーソナリティ=personality→各人の特質を示す。
   ☆インディヴィジュアリティ=individuality→他との区別を強調する。
★インディヴィジュアリズム=indeividualism→個人主義⇔エゴイズム=egoism→利己主義。

@無地             ソリッド=solid
[ネクタイは、無地に始まり無地に終わる」との言葉があるほどで、基本中の基本柄と云える。単色の無地のほか、同色の地紋の入ったもの。無地調の極めて小さな柄(マイクロ・パターンマ近年、最も注目されている柄)や、無地に近い表面効果のある柄(オルターナティブ・プレイン)がある。
Aパネル柄
=panel pattern合成語
パネル柄とは、モチーフをひとつの柄で表現したもので、繰り返し模様のない絵画的な柄を云う。紋様が、ネクタイの配置された箇所により名称が事なる。

パネル柄

アンダー・ノット・パネル

ボーダー・パネル

ポイント・パネル

一般的に云う大柄 結び目の下に紋様を配置 剣先部分に模様を配置 ワンポイント的に配置

Bストライプ=stripe いわゆる縞(しま)模様の事。

アイビー・ストライプ

オンブレ・ストライプ

オーバー・ストライプ

ダブル・ストライプ

太い線をベースに細い線を組合せた縞の繰り返しで4色以上が基本。アイビー・ルックには欠かせない柄です。 しま模様が同系色の濃淡で構成されているのが特徴のストライプ。 模様(柄)の上にストライプを走らせた複合オアターンの柄を云う。 レールように2本の線が1組になっているストライプ。レール・ロールとかフレンチ・ストライプと呼ばれる。

トリプル・ストライプ
=triple stripe
3本の線がひと組になった縞模様をいう。
マトリプル=三重の・三倍の』の意味
グループド・ストライプ
<クラスター・ストライプ/バンドル・ストライプ>
ストライプが、ひとつのグループを形成して構成される縞柄を指す。

パターン・ストライプ

  パターンド
・ストライプ

バーチカル

・ストライプ

   ピンヘッド
・ストライプ
ストライプとストライプの間に他の違う紋様を配置した複合ストライプ。
紋様を、等間隔に縞的に配置、直感的にストライプと認識される柄。
タテ縞柄の総称。線の太さや間隔等に制約はされない。
規則正しく等間隔の小さな点で構成された縞模様。

ブロック・ストライプ

ヘア・ライン

ヘリンボーン・ストライプ

ペンシル・ストライプ

太めで縞の間隔が等幅の縞柄。「ロンドン・ストライプ」の愛称を誇示。 文字どおり髪の毛程度の細い線を等間隔で配置されたストライプ。
杉綾を縞状に配置したストライプ柄。
ヌ参照=詳細
鉛筆で書いた様な線の太さで間隔狭く規則正しく構図されている縞柄。

ヘリンボーン=herrinbone 
=原義は、ニシンの骨。
杉綾織】杉の葉の様な縞を織り出した布地。特にチュビオットやハリス・ツイードに織り柄。柄の表現は様々で大小豊富で、近年、綿・絹・化繊地まで多彩に展開。白と黒/白と茶の配色が、オーソドックスです。
ロンドン・ストライプ
=london stripe
 
和製英語。 縞柄の一種。ワイシャツ地に用いられている等間隔の単調な縞柄を指す。英米では、一般に「ブロック・ストライプ」と呼ばれる。
  • その定義、白地に濃色のシンプルな棒縞である事。
  • 濃色とは、紺、ブルー、ワイン、ダーク・グレー、黒、ボトル・グリーン。
  • 縞の幅は、太いもので1センチ。細いもので5ミリ。
  • それ以上に太い棒縞のものや、細い棒縞のものをロンドン・ストライプと称さない
ホリゾンタル・ストライプ=holizontal stripe

レジメンタル・ストライプ=regimental stripe

ロイヤル・レジメンタル
=royal regimental
holizontは水平の意でヨコ縞柄の総称。線の太さや間隔に制約されない。 連隊の縞】英国各騎馬連隊の連隊旗縞で、19世紀後半ネクタイに始めてスクール・ストライプ/クラブ・タイと共に登場した。詳細=別項目 レジメンタル・ストライプの間に紋章を配置した柄。

Cオールオーバー
=allover
 
ネクタイ全面模様の柄の事を云う。区分けをシンプルにする為、パネル柄やストライプ柄以外をさらに6種の基本柄として集約した。
|チェック(プレイド) }ドット  ~紋章柄 
ペイズリー<c`ーフ・パターン cGスニック・パターン
ロチェック=check
プレイド=plaid
格子縞は、伝統的な基本柄のひとつ。細かく分類すると無限大に拡がりますが、代表的なものをご紹介します。

タータン・チェック

=tartan check

タッターソール・チェック

=tattersall check

マドラス・チェック

=madras check
多くの色を用いた格子縞の綾織物。スコットランドの伝統的な香りをよく伝えられ人気の古典柄。 白綾地に2色の細い縞の格子柄を指す。替えベストなどに使われ白地に赤と黒、黄と茶の2色の細格子が交互に配列されている。 インドのマドラス地方で生まれた木綿の2〜3色使いで織上げた格子縞の事。カジュアルシャツやジャケットに多く使われる。

マドラス=madras
インド共和国南東部・タミルナード州の州都(ベンガル湾に面するコロマンデル海岸の港湾都市)南インドの商工業及び文化の中心都市。古くは、1640年英国東インド会社の根拠地として栄えた。マドラスと云えば、チェック(薄手縞柄綿布)との認識ですが、素材も絹、綿と絹の交織やレーヨンなどが使われていて、無地・紋様柄・小格子・大格子など様々なヴァリエイションが有ります。

ギンガム・チェック

=gingham check

グラフ・チェック

=graph check

グレン・チェック

=glen check/glen plaid
20〜30番手の単糸先染め糸と晒糸を使って平織りにした薄手で特有な格子柄。基本的に2色使い。白と赤・白とブルー等々
ワイシャツ地に見られる格子柄の一種で、「方眼格子」「方眼紙縞」とも訳される。白地に赤や青など単調な細格子を指す。
細かい格子の組合せから成る一見大きな格子柄で、白と黒が基本。スコットランドのアーカートの谷間で生産された。名の由来。
ギンガム=gingham
綿織物(先染めの綿布)の一種。縦・横に20〜30番手の染め糸と晒糸を用いて、縞の幅を等しく正方形の柄目で薄手平織物のこと。現在では、木綿以外にポリエステルやレーヨン混紡などでも作られる。用途は多彩。主な種類は「フレンチ・ギンガム」「マドラス・ギンガム」「スコッチ・ギンガム」「ナースズ・ギンガム」「シャンブレー・ギンガム」「ゼファー・ギンガム」「エプロn・チェックス」などが挙げられる。

ウインドーペン

=windowpane

シェパード・チェック

=shepherd check

ハウンド・トゥース

=hound tooth
和訳は窓ガラス。その枠を線のみで表現した格子柄のこと。
模様の大きさが全部等しい白黒格子柄。☆スコットランドの羊飼が用いた事による。
格子の形が犬の牙(きば)に似ている事がその名の由来です。
「hound tooth」猟犬。
ワドット=dot
ネクタイの基本柄のひとつ、ドットは点で、いわゆる水玉模様の事。やはり古典的で気品有るパターンです。種類は、多種多用。水玉の大きさで、次の様に分けました。又、同じ大きさ同じ色調で作られても、織物はドレッシーで、プリント柄はスポーティーと、微妙な違いを感じさせるものです。この違いをつかむ事が、水玉ネクタイを上手に締めるポイントと云えます。

ピン・ドット

=pin dot

ポルカ・ドット

=polka dot

コイン・ドット

=coin dot

シャワー・スポット

=shower dot
語意=留め針/飾り針
直径1〜2mm 程度の針で刺した様な極小の無地感覚の水玉模様。
ピン・ドットとコイン・ドットの中間の大きさ<の中水玉を指す。直径約5ミリから1センチ程度の大きさ。
硬貨大の大きさの水玉模様を指す。25セント硬貨の水玉<クオーター・ドット>とも云う。直径約2〜3センチ程度の大きさ。
様々な大きさの点が不規則に並んだ水玉模様
コンフェッティ・ドット/鮮やかな色調の水玉も変り水玉の一種。

ン紋章柄
 =crest
 =heraldic
pattern 
氏族・家・組・国・団体などが、それを表わす印として定めた動植物、器物、文字などをデザイン化した紋様。トラッド・スタイル(ブレザー)の代表的なネクタイ柄として定着した。その起源は、12世紀、欧州にて十字軍が敵軍と自軍を区別すると共に、戦意高揚をはかるため盾の中央に付けたのが始まりとされている。貴族の特権であったが、いつしか一般にも広く用いられるようになった。
☆クラブ フィギュア=club figure=クラブ小紋
本来は、各カレッジでのスポーツ・クラブ、あるいは一般のスポーツ・クラブ等の紋章を織り込んだパターン。クラブ・フィギユア、もしくはクレスト・パターンと云います。年齢や着用する場面を問わず広く応用できる柄のひとつです。ことにブレザーなどには申し分のないネクタイです。
゙ペイズリー
=paisley
勾玉模様、マンゴー模様などと呼ばれる伝統的基本柄のひとつ。その基本柄は松毬(かつかさ)を表わしたものだといわれ、インド神秘主義でのシンボルとされた紋様は、17世紀のカシミア・ショールに遡るが、手織りでも有り極めて高価だったものが、18世紀初頭、スコットランド南西部、ペイズリーの町で機械によるカシミア・ショールが生産され、その柄として使われたことで、世界中の人々に知られる様になった。つまり、ペィズリーの語源は都市名に由来しているわけです。
゚エスニック・パターン  
 =ethnic pattern
民族調柄。その国の文化や風物、慣習から生まれた伝統的な柄。花や草木などの植物をモチーフにしているのが特徴。代表的なものにインド更紗やジャワ更紗(バティック)、唐草、インカ紋様が挙げられる。
焜tローラル・パターン       =froral pattern
花柄のこと。様々な紋様が、織り染めで多彩に表現されている。流麗なアール・ヌーヴォー様式を思わせる花柄にリバティ・プリントが有ります。これは19世紀に英国のリバティ社が売だしところの名称なのです。そしてその実際のデザインが初代意匠室長の座にあったウイリアム・モリス(1834〜1896)の手になることは、多分ご存じのことでしょう。
☆花柄の呼び方
 フロリエーション=floriation→同義語
フローラル・スプリッグ・パターン→枝つきの花柄と云う。
痺c`ーフ・パターン
 =motif pattern
具象柄のこと。動物や植物、スポーツ用具などを意匠化した柄全般を指す風俗や流行といった時代を敏感に反映させたものも多く作られている。
☆ハーネス・モチーフ=harness motif→ハーネスは、馬具の意。
馬具に因んだ紋様を、ハーネス・モチーフと呼びます。エルメスやグッチなど馬具屋出身のブティックが、その柄のスカーフなどを売り出したのが流行のきっかけではないでしょうか。鞍(くら)・鐙(あぶみ)・轡(くつわ)・手綱(たづな)などデザイン・ソースには事欠かないのも魅力のひとつでしょう。
☆アニマル・モチーフ=animal motif
馬、鳥、犬、鹿など比較的なじみのある動物たちを紋様化した図柄の事。動物好きのイギリス人と関係があるのか、どこか英国的な匂いのする柄といえるものです。
☆スポーツ・モチーフ=sport motif
ハンティング・ライディング・フイッシング・クリケット・ポロ‥‥‥。各スポーツの場面、若くはそこに用いられる道具などを紋様化した図柄をスポーツ・モチーフと呼んでいます。しかし、比較的伝統のある、いわゆる紳士のスポーツをパターン化したものに人気が偏るのは、興味深い現象のように思われます
窿Aール・デコ
=art deco
1920〜30年代にフランスを中心に欧米で流行した装飾美術の一様式。幾何学的な抽象柄の紋様を云います。幾何学的紋様=geometry pattern
繝Aール・ヌーボー
=art nouveau
1890〜1905世紀初頭、フランス、ベルギーに起こった曲線美を特徴とするデザイン及び様式。現実の動植物の形を装飾化し、建築、工芸、図案などに応用。我が国でも、日露戦争後、数年間この様式の図案が流行した。
 

柄合わせ(がらあわせ)
ネクタイ生地を裁断する際に、柄ズレ起きない様にポイントを合わせ細心の注意が払われる重要な段階で、詳しくは『生地から完成品の工程』の項目を参照ください。
柄出し(がらだし)
プリントネクタイの製造工程で、型、染料、生地が用意されて、いよいよ染めに入る段階を云う。この工程を、「型つけ」と云う。詳しくは『プリント生地ができるまで』の項目を参照ください。
キャンディ・パステル=candy pastel
あのキャンディに見る冷たい感触を特徴としたパステル・カラーの事。独特のつやを持ち味としたもので、クレヨン・カラーと並んで着こなしにダイナミックな調子を与える色である。
キャンパス・ストライプ=campus strip
アイビー・ルックのセーターなどに見られるストライプの事で、特に左袖の上部に対照的な色使いであしらわれるそれを云う。例えば、紺無地のセーターに黄色で太いストライプを入れるとか、生成りのカーディガンに赤のストライプをあしらうといったものがある。いかにも学園(キャンパス)・ルックらしいアクセントであるが、アイビーの流行から、他のセーターなどに取り入られる傾向です。
ギンガム=gingham/ギンガム・チェック=gingham check
ヌ参照=柄Cオールオーバーロチェック
生糸(きいと)/生糸の製糸工程(きいとのせいしこうてい)
いわゆる蚕の繭からとった糸で、数本を合わせたもの。撚りも加えず、精練もしないものをさす。
ヌ参照=糸作り
起源(きげん)☆ネクタイのルーツは? ネアンデルタール人も締めていた!!
現在のネクタイの形にとらわれず、広くネック・ウエアとしてそのルーツを探ると、そもそもの出発点は人類が誕生した時点までさかのぼれそうです。今から10万年前、5万年前ともいわれる大昔、ネアンデルタール人と呼ばれる、われらが人類の祖先はどのような格好をしていたのか。
 一般には、小布を腰にまく程度の衣服だったといわれる。いや衣服に相当するものなど一切まとわず、貝殻や獣の角、歯といったものを繋ぎ合わせた首飾りや腕飾りだけであったとの考え方もある。原始時代には、衣服以前に首や腕などを飾る習わしがあったといえる。ただ、それらは一種のお守りであって、マスコットとして用いられた迷信的な象徴と理解できる。装飾的な意味合いが強くなるのは人間社会が形成された以降と考えるのが妥当と考えられる。
 ちなみに、人類の衣服の起源には@からだ保護説A装飾本能説B呪術説C羞恥説、さらにはこれらが相互に作用したとするD総合説などがある。
確かにルーツをたどれば、服飾全てが人類誕生のシーンにまで行きつきます。が、ネクタイとしてのアイテムの役割を考えると、装飾性が強く打ち出されたことが、そもそものスタートだと思える。
 こうした視点から現存する資料の内で最も古い、3300年前古代エジプトのトぅタンカーメン王のミイラに見られる首飾りで、今に残る彩色レリーフによれば、腰衣(シェンティ)をまとい、サンダルの様な簡単な履物をはいただけの身なりに、胸から肩にかけての円形状の首飾りとベルトが輝いている。服飾に詳しい歴史家は、この「カラー」と呼ぶ首飾りこそが、ネック・ウエアの始まりだと見ている。    
 首飾りから即ネック・ウエアに結びつけるのは、やや無理な感もしますが、はるか3300年も昔に男の首を飾る風習が存在していたことは、まぎれもない事実のようです。
◇一気に17世紀のフランスが舞台となります。
現代のネクタイの原型への変化「垂れ下げ式から結び型へ」は、
☆1656年頃、パリに赴任したクロアチアのクロアット連隊が、首に垂らしている布(統一された布片は、力強い戦意をアピールするもので、しかもスマートなファッション性が感じられた)を見たパリっ子達が、早速それをまねて作り、たちまちパリで大流行したと云われる。
フランスの皇帝ルイ14世(バロック時代の太陽王=1638 〜1715 )が、大変気に入り全面的に取り入れ宮廷ファッションとして奨励、クラヴァットの定着の道を開きました。
当時のクラヴァットは、ローン・モスリン・シルクなどの薄手のソフトなスカーフで、レースや刺繍で縁飾りつけたものをたたんで首に巻き蝶結びにして端を首もとに下げました。
太陽王ルイ14世のクラヴァットに対する惚れ込み様は大変なもので、宮廷では結び方を指導するクラヴァット係を任命したり、その一方騎馬兵には、ブルボン王家の白の旗色にちなんで、白いクラヴァットをユニフォームに採用すると同時に、王自身の胸元にあしらい“ロイヤル・クラヴァットレジメント”と、命名したとの事です。     
こうしたルイ14世の後押しと、この頃の男子服は衿なしの長上衣(プールポアンから基調を移した男性服“ジァストコール=justacorps”)は、どことなく間が抜けた印象であり、引き締めるポイントとして胸飾りが必要で、クラヴァットはアクセサリーとして定着する様になったとの事です。
☆1643年イギリス、この種のものは見られるが、一般化するの1660年代に入ってからです。
☆1692〜1730年『スティンカーク=steinkirk』と呼ぶクラヴァットが流行した。
○スティンカーク→独特の止め方や結び方をした長いクラヴァット』との事です。
○スティンカークの名前の由来→ベルギー領・スティンカークで、夜襲を受けたフランス軍将兵が取るものも取り敢えず、クラヴァットを軽くねじ込んだり、引っかけたり。留めたりしたまま戦って勝利に導く事が出来た。この時の服装をイメージしたもので、フランス軍の勝利を記念して名付けらた。
☆1730〜19世紀頃まで、紳士達はストック=stockを愛用した。これは、首に巻いた幅広の帯状の襟飾りを後ろで結んだり、バックルで留めたりした。
○ストック→厚紙やフレームで形づくられた腰高のキャンブリック(平織の薄手亜麻布、綿布)やリンネル(リネン)製の襟飾りが流行した。
☆1890年代には、乗馬や狩猟の服装に、透ける布地のストックを、首に二重三重に巻いた。
☆1890年頃に、現在の原形にほぼ近い大剣と小剣で作られた、結び下げのフォア・イン・ハンドに移り、背広服とフォア・イン・ハンドのクラヴァットが男子服の基本として定着した。
○フォア・イン・ハンド=four in hand→ダービー=derbyとも呼ばれる。そもそもは、御者一人で駆ける四頭立ての馬車を意味し、御者が手綱さばきに便利な様に考えた結び方で有ったとされている。
又一説には、結んで下げたクラヴァットの長さが、手のひら四つ分にあたる処から名付けられた。
☆クラヴァット=cravateの名称由来=英語のネクタイ及びネッククロスにあたる仏語
ロクロアチアを指すフランス語「クロアット=croate」からという説。
ワTクロアチアU人が巻いていたTラバUという事で、二つの言葉を合成した説。
   ☆クロアチア=Croatia【公式国名=クロアチア共和国=The Republic Croatia
ヨーロッパ中部に位置し、アドリア海に面する共和国。ユーゴスラビア社会主義連邦共和国を構成する共和国の一つであったが、1991年分離、独立。首都はザグレブ。工業が中心。
▽面積;5万6538I/九州の約1.5倍 ▽人口;450万人 ▽住民;クロアチア人セルビア人等
▽主要言語;クロアチア語 ▽宗教;カトリック・セルビア正教など
▽通貨;クーナ ▽一人あたりGNP;3250ドル
★各国のネクタイの呼称。

フランス

クラヴァット=cravate

ポルトガル

クラヴァータ=gravata

イタリア

クラヴァッタ=cravatta

ポーランド

クラヴァット=krawat

ドイツ

クラヴァッテ=krawatte

フィンランド

クラヴァッティ= kravatti

スペイン

コルバータ=corbata

エスペラント

クラヴァート=kravato
☆ジァストコール=justaucorpsとは、
襟なし、前開きで膝丈のコート状の上衣で、ジァストコール(胴体にぴったりした。との意)の名が示すとおり、胴を細く絞り、腰から裾に向って優雅な広がりを見せるシルエットに特徴があった。後裾には乗馬用に深いベンツがあり、長袖の袖口は幅広のカフスが装飾となっていた。
   また、前あきには右身頃にボタン、左身頃にボタンホールがびっしりと並べられていた。この      
ジャストコールの登場は、上衣、ベスト、スラックスという男子服の三部形式を確立させたもので、18世紀後半、ジャストコールの呼称は消えても、モーニング・コートやタキシードなどにその基本形が受け継がれていった。
◇我が国での変遷
我が国へは何時、どの様な状況で伝来したのか。時代を経てネクタイは、どう姿を変えたのか。
鎖国当時(18世紀半ば)、西洋との唯一の窓口となった長崎/出島でオランダ人によるネクタイ姿が初めてののものと推測できます。
△我が国へのネクタイの渡来は18世紀半ば
 ちなみに、日本人で初めてネクタイを締めた人物は、土佐住人中浜万次郎だと伝えられている。彼は15歳の時に鰹漁の際に遭難し、アメリカの捕鯨船に救助されて、アメリカ本土で英語の勉強をしたり、遠洋航海船で働いたのち帰国し、幕府の通訳として活躍した。アメリカから帰国した時の所持品目録に「白鹿襟飾三個」と有り、まぎれもなくネクタイを着用していたことを伺わせる。
△それは軍隊から始まった
 幕末の激変期に西洋から様々な影響を受けた。服装もそのひとつで、幕府の洋式軍隊に採用された。
しかし、そのころは洋服そのものが少なく不揃いであった。そこで、日本人にあったものを職人を養成して作らせた様だ。いわば洋服文化の幕開けである。
 明治時代に移ると、軍隊は正式に洋服着用となって、巡査・鉄道員・郵便配達員なども制服として洋服を着るようになった。この当時の一般市民は、依然着物姿であった。
この頃、ネクタイはT襟締UT襟飾UTネッキタイUと、呼んでいたとの事です。
△国産ネクタイ登場
 明治14、15年当時は、輸入品を初めて販売したと記録されている。
 明治17年(1884年)小山梅吉氏が、最初にネクタイを自ら作り販売した。中古市場で見つけた細長い布に目が引かれ、一本買求め、これを見本にして帯地を裁断して、ネクタイを作った。これこそが、記念すべき我が国で最初に作られたネクタイとの事です。蝶ネクタイと語り伝えられています。
△現在の結び下げモデルは大正時代に開花
 大正5年(1915年)現在の主流であるダービー・タイ(結び下げ形式)が、幕末から明治初期にかけて普及していた蝶タイ形式(細幅のひも状のネクタイを結んだものか、蝶タイ)から主役になった。
 大正12年(1922年)の関東大震災が契機となって、一般市民にまで普及した。          
これは、明治天皇大葬、昭憲皇太后崩御、大正天皇即位などの大きな出来事に各種洋服が盛んに用いられ、一般市民にも洋服が馴染んできた事がひとつの要因と考えられる。
   また、大正後期から昭和初期に登場したモボモガが、洋装化の推進役の役割を果たした。
モボ(モダンボーイ=modern boy)
当世風で新しがりやの青年が登場した、ちょびひげ、らっぱずぼん、ステッキなどの装いを特徴とした
モガ(モダンガール=modern girl)
断髪にハイヒールで、キネマ、ダンス、スポーツ等を好むなど、開放的で、享楽的現代的な若い女性
△バイヤス裁断方法を発見
 大正13年(1923年)現在の、表地芯地とも45度に生地を裁断する方法が、一番合理的だと発見された。初期のネクタイ生地は、綿の綾生地の裏地であり、薄い朱子の一丁紋織、綾、畔、石目、琥珀などの織物が大半で、プリントものは若干出回った程度だった。
 大正2〜9年(1912〜19年)いわゆる大正のハイカラ時代に、友禅そめのネクタイが人気を集めた
 文士や画家、音楽家などの間で流行った色無地や水玉のボヘミアン・タイ。
 大正14〜15年(1924〜25年)人絹編ネクタイが流行の波に乗った。
さらに織物ネクタイ主流へと動いていきます。
   △昭和史概略ーネクタイ
 昭和14年(1939年)国民服が、制定された。一般市民は国防色一色に塗りつぶされた。ネクタイの需要が激減した。様々なものが統制下に置かれ、衣料品も同様でネクタイ業界も開店休業の状態。
大正末期から悪化しはじめた経済情勢は、昭和に入って金融恐慌、満州事変、日支事変、第二次世界大戦の勃発と続いた。
 昭和24年(1949年)衣料品の統制解除。ネクタイも配給ルート以外の着物地や服地をつぶして作った。大戦終了直後、街頭で見かける服装は、軍服、国民服一辺倒であった。
こうした中、21年頃には石目織、23年頃にはエンジ中心で幅12センチ、24年頃には紺・茶が基調色の主流となった。又、22〜23年には、プリントタイが登場してきた。しかし、この時代、ネクタイも明らかに商品が不足していた。
 昭和25年(1950年)朝鮮戦争が始まり、日本経済も急速に回復へ向かった。この頃から、ネクタイも様々な動きをみせ始めた。流行色に関心が高まり、原色調から中間色調へ、柄もチェックや水玉、ストライプなどが増えてきた。
  △ネクタイ戦後史
28年(1953)朝鮮戦争休戦/米ソ冷戦本格化→ひも状のポーラー・タイ/9cm.中心
   29年(1954)洞爺丸遭難/造船汚職→マンボ・スタイル・角タイ流行/8.5cm.中心
30年(1960)紫雲丸事件/保守合同→ボックス型上衣にスラックス、ダスター・コート、
          →抽象柄・幾何学柄・エジプト模様に人気/8cm.中心
31年(1956)国連加盟/日ソ交渉妥結→アイビー・ファッションの登場。
   ネクタイの色調は、ライトトーンへ、抽象柄、幾何学模様、エジプト模様が流行した。
35年(1960)初のライセンス海外デザイナーズ・ブランド登場<ピエール・カルダン)
41年(1966)「父の日」キャンペーン開始。ネクタイ業界が提唱。
42年(1967)ピーコック革命キャンペーン。色調は、ビビッドトーンへ。6.5cm.中心
43年(1968)ヤングカジュアル本格化。高明度、高彩度のブライトトーンへ。アールデコ台頭。
44年(1969)カラー・シャツのブームにより、ネクタイも明るいカラー化。ロココ調に注目。
48年(1973)第一次オイルショック。プリントタイ全盛。ヨーロピアンスタイルブームに。ワイド10cm.
50年(1975)タイ幅のワイド化進展。プリント11cm.・織り9〜10cm.。トレンチコートブーム。
53年(1978)VAN 倒産。輸入ブランドブーム。サーファールック。10cm.中心。
54年(1979)第二次オイル・ショックによる省エネムードの高まり。ループタイに人気。省エネルック。
   55年(1980)タイ幅が細くなる。8.5〜9cm.に。柄は小柄。スリムタッチの英国紳士スタイル主流。
56年(1981)英国調本格化。組合せルック伸びる。麻素材人気。織物タイ主流に、ストライプ柄注目。
   57年(1982)ジャケ・スラ・古着ルック・ベーシックな柄や無地感覚の柄に人気集中。8〜8.5cm.中心
58年(1983)トランス・カジュアル進行。破壊ルック。ポロF話題。ヤングに6cm.幅支持。スト柄。
59年(1984)トラッド安定化。クラシック調。ストライプ柄堅調。8〜8.5cm幅中心。
60年(1985)ルーズ・ワイドなシルエットへ。脱ストライプ・ペーズリー人気。レーヨン話題集める。
   61年(1986)DC市場拡大。流れはクラシック。こだわりF浸透。タイ幅8〜8.5cm.中心 
 ◇現代へと至る 
生地が出来るまで(ネクタイきじができるまで)
糸からネクタイ生地の完成までには、織りとプリントでは工程が違います。それは、
織りネクタイの場合マ原則的に先染めされた糸によって、柄や模様を表わす。
プリントタイの場合マ白地か色無地の生地に、後染めされて柄や模様を表わす。
織り生地の出来るまで
ネクタイ・メーカー
企画
(デザイン/図案)
色づけされたデザイン画に基づき意匠図が描かれそれにより紋紙が作られる。
その一方で、経糸と緯糸の準備が進められ、製織へと進むことになります。

意匠図は、織物の設計図
デザイン画を投影機あるいは手描きによってグラフ用紙のマス目にに拡大して再現される。この時、織り組織の法則に 従って彩色もされる。
下記に、詳細を記載しています。

意匠図作成

紋紙作成に欠かせない工程

紋紙作成

綜絖の筬など
織機に連動する部分の準備
■綜絖(そうこう)…経糸をコントロールする神経系統と云えるもので、織り組織に従って経糸を上下に開口させる装置
■筬(おさ)……製織の時にたて糸とよこ糸が交錯したものをしっかりと組織させる為に打ちつける装置

たて糸の準備 通常、繰り返しされて整経される。

よこ糸の準備 一般に製職に便利な様に管巻される

製織

製職とは原則として、織機を使って経糸と緯糸を交差させて織物を織り上げることです。

整理・加工

生地の風合い調整等々を施す。

詳細は『プリント生地の出来るまで』を参照して下さい。

検品

生地完成

△意匠図作成の解説続きマコンピューターを導入している事業所では、色分解情報を一旦フロッピー・  ディスクに記憶させ、これをモニター画面状で、加工・修正して確認し、意匠図をプリント・アウトしてでき上がる。このF.Dを、パンチングマシンに連動して紋紙を作成する。
△紋紙作成マ意匠図に基づいてパンチングマシンという専用機で、色・柄・織り組織毎の穴があけられる。この穴こそが、織機への織り上がり生地の指示書の役割を果たします。
紋紙には、次の2種があります。
カット・カード……………横長の長方形のカードが、必要枚数つなぎ合わせたもの。
エンドレス・ペーパー……一枚の紙に情報が記録されている。
吊込みマ織る時の工程マ経糸本数と同数の通糸(つうじいと)、目板、綜絖、加えて経糸が通った時に経糸をおろす重しである矢金(ゴムやスプリングの場合もある)を用意してジャガードにセットする
セットされた綜絖と筬に経糸が通され、ようやく製織の準備が完了します。
整経マ一定の長さを持った必要な本数を揃えること。その工程は、ボビンに用意された糸を設計に基づいて、必要な長さ、本数、幅及び順序を決めて均等な張力で整経用ビームに巻取り、その後ヤーンビーム(男巻)に巻き返すのである。
△製職の仕組みマ経糸を上下に開き《開口運動》、そこへ緯糸を入れ《よこ入れ運動》上下に打ち込まれた緯糸を筬(おさ)で引き寄せて経糸と緯糸をしっかりと組織させる《筬打運動》。その一方で、製職が進むのに合わせる形で順次経糸を送出し《送出運動》、織り上がった布を送出しのスピードに合わせて巻取っていく《巻取運動》。これらの運動の繰り返しによって織物が出来上がります。
開口運動の主な装置マタペット織機・ドビー織機・ジャガード織機があり、一般に、タペット・ドビー・ジャガードと、順番に複雑な模様を表現出来る。しかし、回転が遅くなり生産性は悪くなる。特にネクタイは、色数が多くなったり複雑な柄が必要とされるため、大抵ジャガード織機で織られる。
通常、織りの設計図である紋紙が連結されるが、最近ではコンピュータ化に伴い紋紙の代りにフロッピー・デスクを直接ジャガード織機に連結した《ダイレクト・ジャガード》で織るようになってきた。
ジャガード織機は、一般的に紋紙を使うので《紋織り機》と呼ばれている。
ドビー織機は、色数が少なく簡単な無地や縞柄の場合に利用することもある。
△緯糸運動の主な装置マシャトル織機・グリッパー織機・レピア織機・ジェット織機です。
 ネクタイ用に使用される織機は、次の二種類です。
シャトル織機…緯糸を内蔵した杼(ひ=シャトル)にて、緯糸を打ち込む。
レピア織機……レピアの先端で緯糸をつかんで杼口を走らせる。
片側レピア→片方からだけ走る装置。
両側レピア→一方から緯糸をもってきて中央で反対方向からきたレピアとが握手の要領で緯糸を引き取る装置。
◇最近では、高速で均一の生地が織り上がるレピア織機が主流になっています。
☆最初に、見本織りで、色や型紙のキズ等を点検し、修正すべき箇所は修正した上で、本格的に織機を回します。
プリント生地の出来るまで
ネクタイ・メーカー

企画

(デザイン/図案)

型紙作成

スクリーン型作成 織り工程の紋紙に相当するもの

染料の色合わせ

染料の調合後に糊をブレンド→色糊

生地の準備 精練と漂白→染色を良くする為の準備工程

型つけ

染め・柄だし工程 捺染の仕方ロ手捺染ワ機械捺染

捺染と抜染

模様の付け方@直接捺染A抜染B防染C転写捺染

乾燥

色糊をこすりつけると同時に、熱風を送り込んで乾燥も行う。

乾燥した生地は発色を良くする為に湿り気の有るおがくずをまぶして、100〜120度の蒸し箱に約1時間ほど入れる。
これは、染料生地に吸収定着させる為で、不十分だと色落ちや色ムラが発生する

蒸し

水洗・乾燥

生地に付着した糊分を、よく水洗いして落とし、乾燥させて出来上がる。

整理・加工

生地の風合い調整

織り/染め上がった生地は、そのままでは使えない

防しわ加工

一般に樹脂加工

生地の裏側に噴霧状で樹脂を吹き付ける。又は、樹脂液の中に通される

検品

ヒートセット

しわ伸ばし専用の機械。生地に水分を吹き付け、熱を加え乾燥させる。

糊つけ加工 生地の色合いを整え色彩の変化を防ぐ為に使用する事もある

生地完成

プレス加工
いわゆるアイロン仕上げ
風合い調整をする。
スクリーン型マ型紙・木型が、使用されていたが、現在はスクリーン型が常識です。織り工程と異なり、図柄に指定された一色ごとの枚数が必要で、通常4〜8枚。枚数が多い程、より染め上がりの重厚感や写実性が向上します。[エルメス社製品は、生地も重く版も最低で20枚を使用しています。]
△スクリーン型の製作工程マデザイン画及び配色指示に従いスクリーンにトレースする。次に感光させて感光液につけた後、水洗する。さらに表面に樹脂を塗り膜を強化、乾燥させて出来上がります。その後、この型枠を使って試し染めを行い、指示通りか否かの確認をします。
型枠マ木製あるいは金属製の枠に、主にポリエステル・フィラメントで織った紗(スクリーン)を張り、不溶性被膜に感光させて、図柄の1色毎に版を作成したもの
色糊マ生地に染料がよく浸透させる為に、ブレンドされた染料に糊を混ぜたものを云います。プリント・ネクタイは、色と色のコンビネーションが生命と云われます。細心の注意を払って、染料の調合が行われます。
精練マ繊維や繊維製品についている脂肪分や機械油などの汚れを取り除き、染めた場合に染めムラがなく美しく染め上がる様に前もって準備する事。
漂白マ繊維にはなにがしかの色がついており、染色に先だって繊維独特の色を薬剤にて取り除く事をいいます。漂白をしないと、良い色に染めることは出来ません。
蛍光漂白…普通の薬剤で漂白された繊維は、未加工生地に比べると白くはなったものの、まだ淡い黄色味が残っているので、これを消し白さを増加させる事を云います。
型つけマT染めUT柄だしUを、一般的に『捺染(なせん・なっせん)』、又は、単に『プリント』と呼んでいます。プリント生地製作工程で、型枠・染料・生地が用意された次の工程です。
@直接捺染……………染料に助剤を加え直接生地に模様を染め出す方法。
A抜染(ばっせん)…あらかじめ地染めした糸や生地に抜染剤を含んだ抜染糊を印捺し、その部分の  地色を抜色して地色との対比で模様を構成する方法。
B防染(ぼうせん)…抜染と大きく違うのは、あらかじめ染まらない部分を作っておき、その後さらに地染めして模様を表現する方法。
C転写捺染(てんしゃ)…写し画の要領で模様を印刷した紙を生地に圧着、加熱して行う捺染の事
手捺染の染め方マ配色指示書に従って、一色毎に染めます。板にピント張った生地に型枠を置き、色糊をヘラでこすりつけて、スクリーン目を通して布にのせるものです。原理は、謄写版印刷と同様です。
生地の整理と加工
織り上がった生地、プリントされた生地は、クシャクシャの状態でそのままでは通用しません。仕上げの工程<整理・加工>で、生地の風合い調整が施されます。
防しわ加工……樹脂加工といわれる。生地の裏側に樹脂を霧状に噴きつける。若くは、樹脂液の中に 通される。シワ伸ばしは専用のテンター<ヒートセット機>という機械が使われ、生地に水分を噴きつけ、熱を加え、乾燥させる。
糊つけ加工……生地の風合いを整えたり、色彩の変化防止の為に施されることもある。
プレス加工……いわゆるアイロン仕上げ。生地の風合い調整の為に施される。
       安定性のない生地の場合、蒸気で蒸し、冷却、プレスすることもあります。

生地から完成品まで
生地の裁断
生地から完成品への第一工程。最初に、反巻きされた生地を仕様書に基づいて必要な長さ<用尺>に裁断し<大裁ち>し、大剣、中接、小剣の3つに裁断する。これらが、一組になり縫製されてネクタイとなる。
縫製の工程

完成生地

織り生地・プリント生地をネクタイ専門の縫製工場に搬入します。

仕様書に基づき大裁ち

大栽ち→反巻された生地を必要な長さに裁断する事

生地裁断

専用機械で、柄ズレが起きない様に、ポイントを合わせ細心の注意を払う。

生地取りは必ず生地の織り目に対し45度のバイヤス使いが条件
縫いつけ
(表地)
大剣・中ハギ・小剣を、通常は裏側から縫い付ける。
三枚ハギにするのは、生地のムダをなくす為です。

裏つけ

表地をミシン掛けした後、裏付けをする。(裏地をつける)

裏つけ裏返し

裏地裁断しておく。

品質表示を縫い付ける。

割りアイロン

次の工程で、一旦裏返しに して割りアイロンがかけられる。

手縫いとミシン縫い

芯つけ

芯地つぎ←芯地裁断 金型で抜き打ちをして、表地通りに裁断します。

金型を使うのは、芯地の裁断ズレを解消するのが目的です。

ターン

全てのパーツをつけると、生地を表にして、完成品の状態にします。

まとめ

芯地のゆとりをカット。 カンヌキ止め。ブランド・ネームを手付けする。

アイロン仕上げ

最終の仕上げ工程 長さ・幅・ブランド・ネーム・ねじれ等々をチェック。

検針機を使って、金属片が製品に残っていないかを確認します。
この工程も大変重要です。

製品化・商品化

=silk/絹の種類=a kinds of silk
一般に、絹と総称されるのは次のとおりです。
ロ生糸……繭からとった糸。
ワ練糸……生糸を精練する。(絹練糸あるいは絹糸とも云う)
 ○精練とは、絹本来の優雅で光沢のある美しさを引き出す為に、セシリンなどの不純物を除去する 作業を云う。繭糸は、中心のフィブロインがにかわ質のセシリンで包まれ覆われた構成です。
◎フィブロイン<連続した繊維素>→表面はなめらかで断面は三角形でプリズムの役目を果たして美しさを有することができるのです。
ン副蚕糸…繭から生糸をとる時にできるくず繊維を云う。
゙玉糸……玉繭からとれる糸。
 玉繭マ1個の繭を2匹以上の蚕で作る時があり、これを玉繭と云う。
△絹の種類
○家蚕絹(かさんけん)マ屋内で飼われた蚕からとったものを云う。⇒流通量は、圧倒的に多い。
○野蚕絹(やさんけん)マ野外で自生する蚕からとったものを云う。
△生産国はどこ?
○繭の生産国マ中国・日本・インド・ロシア・イランなど。
○生糸の生産国マ中国・日本・ブラジル・韓国・北朝鮮が主な国。
△生糸はどの様にして取るの?
○一個の繭(1粒=いちりゅう)は、連続した1本から出来ており、長さは平均1200メートル。
 太さは3デニール程度。重さ2〜3グラムと云われる。天然繊維の中で最も細いのですが、細すぎて
 実用に供さないので、数個の繭から同時に、数本を引き揃えて一本の生糸とします。
 ネクタイの標準は、縦糸様で7粒合わせたもので、緯糸は9粒合わせたものです。
△絹の特性
○優雅で光沢の有る美しさ・独特の風合い・感触の良さは最高・弾性にも優れている等々です。
○細く長い繊維で強い特性は、薄地織物や緻密な組織の織物を作ることが出来ます。
△絹のデメリット
○価格が高い・保存が悪いと虫害にあう・紫外線に長く当たると黄変する等が揚げられます。
絹糸のできるまで ヌ参照=糸作り
生成(きなり)=off-white
着色する以前の天然繊維の、生の色。灰色がかった白。
業者別承認番号(ぎょうしゃべつしょうにんばんごう)
ヌ参照=家庭用品品質表示法
業種別区分の記号(ぎょうしゅべつくぶんのきごう)
ヌ参照=家庭用品品質表示法
クラシック=classic
形容詞で、@一流の(excellent・first class) A 古典的『ロギリシャ・ラテンの芸術・文化に関る。ワ)学問・芸術でその分野を代表し、後世まで伝えられる様な立派な著述・作品』B典雅な・高尚な。と、
辞書に記載されているが、ファッションの世界では、新しい流行に対して、正統的で高尚とされるファッション<長い間すたれずに存在するスタイル>と、位置付けしている。

クラシカル エレガンス=classical elegance

T優雅な古典派Uと理解すれば良いのでしょうか?素晴しいPOPと、思っております。
あのイタリアン・ファッションで有名なJUNが、全米で現在も根強いファンを有する音楽番組
TSOUL TRAINUを、日本で流した際のスポンサーでした。
その時のキャンペーン・テーマが、classical elegance。番組内容・C.F.が、見事に融和して
いた事を、店主は忘れていません。それが、今、フラッシュ・バックします。
グラデーション=gradation
色調、濃淡が連続して変わること。同一色調で、ボカシ効果により動きが出てきます。
クラヴァット=cravate
英語のネクタイに当たるフランス語。ヌ参照=各国のネクタイの呼称
クラヴァット・グリース=cravate grise
フランス語。昼間の礼装ネクタイを指し、シルバー・グレーの厚手の絹製ネクタイの事。
クラブ・タイ=club tie

クラブの会員用、又は部員用のネクタイ。クラブ固有のカラーを特徴にしたもので、ストライプが中心です。

 かっての英国紳士は、どの種類のクラブ・タイを何本持っているかを誇りにした。
本来、クラヴァットは、その人はどこの大学の出身者で、どの様な身分の人であるかをなどを象徴する小道具という重要な役割を果たした。従って、スクール・タイ(パブリック・スクール/カレッジ・タイ/学部別)カレッジ・ジェントルメンズ・クラブ、スポーツ・クラブ等など、どの様な種類のクラバットを何本持っているか、というのが英国紳士達にとっては誇りであり、人格の重みになっていた。
現代でも、英国ではクラバットの重みは軽視できない。クラバットによって身分や人柄まで解ると云われ、アメリカ北東部の人達のなかに、このような英国流の風習が一部残っていると云われている。
クラブ・フィギュア=club figure
クラブの紋章を配置した織り柄ないし、プリント柄。クラブ小紋の事で、クレスト柄・ヘラルディック・パターンの一種。
○クラブ・フィギュアード・タイ=club figured tie→クラブ小紋を、織り込んだネクタイを意味します。
クレスト・タイ=crest tieに、ほぼ同義語です。
ヌ参照=柄ーン紋章柄
クラブ・ボー=club bow
クラブ・シェープとも云う。蝶ネクタイの一種で、その形の名前。直線的なカットの蝶結びタイ。ナイトクラブの支配人やバーテンダーが好んで着用したところから、この名がついた。
グラフ・チェック=graph check
ワイシャツ地に見られる格子柄の一種で、「方眼格子」「方眼紙縞」とも訳される。白地に青や赤などの単調な細格子を指し、特にアメリカで使用される用語。
グラニー・プリント=granny print
花柄プリントの一種。とくに小花柄を規則的に配列したプリント柄を指す。モッズ・ルックの象徴的な花柄でもあり、1966年(昭和41年)に流行した。
グラフィック・ジャガード=graphic jacquard
ジャガード織りの一種。「ジオメトリック・ジャガード=geometric jacqard(幾何学模様の織り)」に、ほぼ同義語。各種の線・円・三角形・四角形などを、様々に組合せて図案化した模様の事。
クリップ・オン=clip on
蝶タイで、結んだ状態の製品で、留める形式を云う。ヌ参照=蝶タイ
グープド・ストライプ=grouped strip
ストライプが、ひとつのグループを形成して構成されるしま柄を指す。
ヌ参照=柄/ストライプ
グループド・チェック=grouped check
基本のグループで構成された格子柄。
クルー・ネック=crew neck
丸衿の表編みの無地セーターを指す言葉。特に、アイビー・ファッションで、紹介され定着した。
グレイッシュ=grayish
灰色がかった色合いの事。
クレージー・マドラス=crazy madras
数種類のマドラス・チェックを、つぎはぎした様なクレージーな柄。パッチ・マドラスとも呼ばれる。
クレスト=crest
本来は、エンブレムなどの最上部につく家紋の事を指すが、多くの場合紋章それ全体を云います。
クレスト・タイ=crest tie
紋章を、無地レップ地に小紋柄の様に配置したネクタイの総称。ヌ参照=柄ーン紋章柄
クレストアンドストライプ=crest and strip
レジメンタル・ストライプに紋章を配置したネクタイ。ヌ参照=柄ーン紋章柄
グレナーデン=grendine
盛夏用ネクタイ地で、絽織(ろおり→からみ織りマヌ参照=織り方)絹地。一般に強撚の絹糸でメッシュ状に粗く織られる。無地が主体ですが、小紋紋様を織り込んだものもある。
○グレナディーンマ1890年代にスペインのグレナディーン地方で、最初に織られた事に由来する。
 手織りだったが、ジャガード織機で織られるようになった。コモ・リヨン製品が有名。
    基本色は、黒・紺・ワイン・ベージュ・マロン(栗色)とされている。
クレリック・シャツ=cleric shirtマ和製英語
最初に流行したのは、1920年。基本的に、衿とカフ(=cuff→シャツの袖口の総称)が、白。身頃が、色無地あるいは縞柄の、変わりドレス・シャツ。聖職者の立ち衿の服ににている処から、この名で呼ばれている。
○アメリカでは、Tカラ・セパレーテッド・シャツ=collar separated shirtUTホワイト・カラード・シャツ=white colored shirt U
☆類義用語の解説
◎カラー・セパレーテッド・シャツ=collar separated shirt
衿を取り外せるドレスシャツ。特に、クレリック・シャツのみを指す場合もある。
◎カラード・シャツ=colored shirt
白以外の色無地ドレス・シャツの総称で、カラー・ワイシャツの事。
◎コンバーチブル・カラー=convertible collar
衿前部を開けても、閉めても着ておかしくない衿型の総称。
 オープン・カラー/ステン・カラー/バル・カラーなどがある。
◎コンバーチブル・カフ=convertible cuff
袖口がシングルで、基本は貝ボタンで留める方式マバレル・カフ(=barrel cuff)でも、カフ・リンクスを使ってもおかしくないカフ(袖口)の事。通常、カフ・リンクを使う袖口はダブル仕立てです。
グレン・チェック=glen check
細かい格子柄の組合せからなる、一見大きな格子柄(基本は白と黒)
○その名の由来→スコットランドのアーカート(=glenurquhart)の谷間で生産された事による。
クロシェ・ニット・タイ=crochet knit tie
ニット・タイ。編みタイの一種で、鈎針で編まれた毛又は絹の編みタイ。1920年代に登場。
クロス・ストライプ=cross stripe
横に走る縞柄とは、水平線の事。ホリゾンタル・ストライプとも云う。
ヌ参照=柄Bストライプ
クロス・タイ=cross tie 
リボン・タイの一種。首に回したリボンの端を前で交差させ、交わった処をタイ・ピンなどで留める型式になっているもの。ヌ参照=ネクタイの種類
=wool
単に毛と云えば、羊毛の事を指しているが、【家庭用品品質表示法】にて、獣毛(モヘア・カシミアなど)も含めてT毛Uという統一文字で呼称することを原則的に定められている。
△特色として、手触りが良く、張りがあって、堅牢で保温性や吸湿性に富み、型くずれせずシワになりに   くい、染色性が良い、燃えにくい等が挙げられる。多種多様な衣服や装飾品に用いられている。
△ネクタイの素材としては、毛100%では厚すぎて締めづらいので、縦糸には絹糸で整経、緯糸に毛を使  用(表面の手触り感を重視)することで、締めた際の着用感の快適さを研究しています。
○毛番手マ共通式番手/メートル番手とも呼ばれ、
 「1000グラムで1000メートルあるものを1番手とする」と決められています。
ヌ参照=糸の太さ
剣先型(けんさきかた)
幅タイの別の呼び方で、ネクタイの先端がとがっているので、剣に似ているからついた。
詳しくは、◇ネクタイの種類 
起源ネクタイのルーツは?ネアンデルタール人も締めていた!!
原産国表示(げんさんこくひょうじ)
どこの国で縫製されたかを表示する』事が、定められ義務づけされています。
ヌ参照=家庭用品品質表示法
検反(けんたん)/検品(けんぴん)
ネクタイ生地のでき上がる時の最終工程。ヌ参照=生地が出来るまで
絹紡糸(けんぼうし)
繭から生糸をとる時に出る色々なくず繊維を副蚕糸といい、これを原料として紡績した糸のこと。スパン糸。
ヌ参照=絹糸の種類
絹紡紬糸(けんぼうちゅうし)
絹紡糸を作る時に出るくず繊維から紡績をした糸をいう。ビス糸とも呼ばれる。スパン糸。
ヌ参照=絹糸の種類
コイン・ドット=coin dot
硬貨大の大きさの水玉模様を指す。25セント硬貨の水玉<クオーター・ドット>とも云う。直径約2〜3センチ程度の大きさ。ヌ参照=柄Cオールオーバーワドット=dot
コーディネイト=coordinate
洋服にアクセサリー類全般を、同じテースト(同じ布地や色柄を組合せる)で、統一して服装を整える事。「巧みにコーディネイトした装い」
◎コーディネーション=cordination
 全体的な組合せ。
◎コーディネーター=coordinator→@[放送]演出者に協力して番組を進行させる係A[経営]経営管理の調整者・調整機関B調整者[服飾・出版]などの専門的な仕事で、仕事の流れがスムースにいくように調整する人
◎テースト=taste→@味・味わい。A趣味。B審美眼。
コーヂュロイ=corduroy
別珍の一種。縦畝を織りだしたビロード。(平織または綾織の地に、緯糸をタオルの様に輪を浮かせ、輪の中央を切断して添毛し、ブラッシュ掛けをして畝を整え仕上げたもの。)デニムと同様、年齢を問わず広く普及している材質の事。コール天とも云う。
◎別珍(べっちん)=velveteen→綿糸を短く毛羽たてた織物。
◎コール天=corded velveteen→うね織りのビロード。 ▽corded =うね織り
◎ビロード=velvet→表面に密な柔らかい毛羽のある織物。サテン・ビロード=satin velvet
◎その名はマフランス王朝時代の作業服=コール・デュ・ロに由来する。
コード・タイ=cord tie
細いひも状のネクタイで、Tウエスタン・タイUTパーキー・ボウUとも呼ばれ、前で蝶結びにして使う。なかでも幅の最も狭いものをTストリング・タイUと云う。
ヌ参照=ネクタイの種類
◎紐(ひも)=string/cord→cordはstringより太いがrope「縄」より細い。
▽strap=ひも・特に革ひも・革帯。
コットン=cotton
綿(わた)の木からとった種子毛のことで、木綿(もめん)とか綿(めん)と、呼ばれている。【家庭用品品質表示法】では、綿Uという統一文字で呼称することが原則的に定められている。
☆綿は、最も馴染み深い繊維で、汎用性がありその良さは周知のとおりです。
△特色として、丈夫で使いやすく、適度の弾力性があり、サラットした感触がある、吸湿性や保温性がよい、染料のつきがよく美しい発色が得られる。等で、半面、シワがとれにくい、縮む等の短所がある。
△ネクタイの素材としては、極めて少数派に着用される程度で、生産量も少ない。
○綿番手マ「綿糸1ポンド(約453.6g)で長さが840ヤード(約768.1メートル)あるものを1番手とする」と決められています。ヌ参照=糸の太さ
コードレーン=cordrein
夏用のスーツ地にみられる素材。たて糸の方向に何本かの糸を揃えて細い畝をつくる平織。素材の固さが、暑い夏には、心地がよく、しかも軽い。
コレクション=collection
当、もっと詳しく知りタイ・ファッション用語では、デザイナーが、シーズンに先駆けて、新しい商品を制作し発表するショーを指します。
◎年二回、春夏ものと秋冬ものを、ニューヨーク・パリ・ミラノ・フィレンチェ・東京で開催。
☆All About Japan 様の、こちらの頁にミラノファッションの最新情報が詳しく
 紹介されて、ミラノメンズコレクションもご確認頂けます。 
コンチネンタル=continental
英国から見て、ヨーロッパ大陸の意を表わすことから、ファッション用語ではヨーロッパ調の紳士服の事を云います。上衣に特徴があって、大変流行しました。短い丈・肩幅が広い・ウエストを絞り、胸に量感を持たせていました。コンチネンタル・スタイル<〜style>或いは、コンチネンタル・ルック<〜look>と、云う。

コンチネンタル スタイル=continental style
ヨーロッパ調の紳士服.肩幅が広めで胴をしぼった上着と,細身のズボンが特徴.ボータイ

コンテンポラリー=contemporary
@現代の・当代の A同時代の/当世風という意味。
コンバーチブル・カラー=convertible collar
コンバーチブル・カフ=convertible cuff
ヌ参照=クレリック・シャツ=cleric shirtマ和製英語